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川のほとりで
日曜日の午後。
南から吹く湿った風のせいで
黒い雲の吹きだまりが
北の空を限りなく埋め尽くそうとしていた。

今にも泣き出しそうな灰色の空の下、
その人が言う『世界で一番好きな川』のほとりで
ささやかながら世界で一番幸せなひとときが流れていった。


そこにあるすべての草々、木、空気、風が
その人の息吹、細胞となり、
薄曇りの乳白色の光とともに
みんなをやさしくつつみこんでいた。


楽しそうなこどもの歌声。
淡々とかわされるゆるやかな会話。
ささやかながら心を満たす料理。


ああ、なんて幸せなんだろう。
人は幸せになるために生まれて来た。


積み重ねた年齢の分、
苦しみを多く乗り越えた。

そして、その笑顔にはまた、幸せの軌跡が刻まれ
喜びを分かちあう時がきた。



レッド先生、誕生日おめでとう!



どうか、65億の一人ひとりにも平等に
すばらしい愛につつまれた幸せが届きますように。



乾杯!













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